Om Swastyastu 宇宙の子マサです。
写真:宇宙の子マサ撮影
アメリカのNGOと研究機関の発表で、
このまま何も対策を取らなければ、
2040年には海に流れ出るゴミの量が今の2.6倍になり、
逆に対策を取れば、
今の半分の量に減らせるとの試算が発表されました。
そこで今日は、
世界の海で200t以上の、
ゴミを掃除してきた宇宙の子マサが、
「問題は世の中に感動を与えるためにある」
というお話しを書きますね。
振り返ると奇跡のような物語の始まり
2016年の7月。
「香港のビーチに「前例のない」量のごみ漂着、中国本土からか」
という見出しのCNNニュースを目にしました。
写真:Dougさん提供
写真:Dougさん提供
写真:Dougさん提供
これが実際にニュースになった写真で、
これを知ってすぐ僕は、
抑えきれない衝動に突き動かされるように、
香港へ行くことを決めました。
「香港空港」は、
バリ島に向かうトランジットで毎回利用しているので、
もう慣れた場所になっているのですが、
香港に入国したことはそれまで一度もなく、
いざ行くとなると、
どこに何があるのか?
どうやって移動するのか?
ゴミが流れ着いているというビーチはどこなのか?
と冷静に、
どうすればいいか分からないことがたくさん見えてきて、
不安で心がズッシリと重くなり、
出発1週間前くらいから、
夜うなされたりして、眠れなくなって行きました。
僕が香港の海の掃除に持っていくと決めていたものは、
この海のゴミをすくう「網」。
それに対して、
「一人でやったって何も変わらない」
「そんな小さな網で問題は解決できない。本気じゃない」
「もっと効率的な他の方法がある」
と言われました。
でも「一人」でやることが時に、
大きな団体でさえ出来ない物語を、創り出すことがあります。
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